昨年同様に病疫退散が主目的の夜神楽も最後です。
他地域で行われる神楽では、お客さんから沢山のお花が上がります。
ところが遠野では本当に少ない・・・その上、新コロでPRも出来ないとあっては・・・。
大出早池峰神楽さんの心意気だけで開催されたようなものです。
七番 岩戸開き舞
本来なら式六番の舞です。子供たちが参加していることもあり、
また、人の手順の絡みもあるのでしょうが、私としては、多ければうれしい限り。笑
始まる前から、幼子がぐずる気配を感じていたところ、この辺りから、本格的に。
これもまた一興です。笑
例年だと割拝殿で神楽が演じられ、傍では地元の方々が店を出し、
神楽の音と飲食しながらの話し声が交錯する中での宵宮となり、
式五番の山の神が終われば、静かな境内となります。
それでも、どうにかこうにかここまで進み、
そろそろ終わりかと思ったところ、
八番 五穀舞
同系弟子神楽の同じ演目では、幕表でどう演じているのか、確認してみたくなりました。笑
亡くなった保食神から生まれた五穀を天照大神に献上したところ、
これより保食神を稲荷大明神と位をとらせ、五穀の神として祭り、狐は稲荷の士卒となって、
五穀を守るようにといった具合です。
さあ、みんなで千代の御神楽を奏しましょう~!
奏しましょう~笑
出演予定者が全員、舞切ったところで、下舞です。
参加者全員で最後の権現舞を待ちます。
長身から繰り出す権現様は迫力満点!
おそらく遠野で一番長身の権現様でしょう。笑
演目によって二人の笛吹さんが交代しており、権現舞の途中から、笛の音が・・・
いつの間にか笛吹さんが祈祷のカミカミをして頂きに並んでおり、
途中で笛吹交代
これからが楽しみな笛吹さん登場です!笑
一切が終わり、ユーチューブでライブ配信していたこともあり、
動画をご覧になっていた皆さんに挨拶してお開きとなりました。
帰りには、松崎町に自宅があるという笛吹1号さんを送り届け、
撮影データをPCに取り込み、ご褒美のアルコールを・・・
布団に入ったのは2時近くでした! 汗