今回は式年大祭の後編となります。
小さな子供も参加する小府金神楽
明治38年に小友町長野に伝わる神楽を習得した及川シゲサクが小府金に移住し伝えたもの。
現在、遠野市小友町では長野神楽は廃絶状態となっています。
山王神社権現様
遠野ではシシ頭を権現様、それを操って舞うことを権現舞と云いますが、
ここでは舞うことも含めて権現様と云っているようで、いわゆる祈祷のカミカミは、しないようでした。
八幡神社大権現様
サイボウ振りと呼ばれる子供たちが権現様を先導?するのは、沿岸部の太神楽や虎舞いにも共通します。
秋葉山大権現様
通りの中間辺りにある参道前で、いずれも天照御祖神社へ向かって舞います。
柿内沢鹿踊さんもやってきました。
足元の赤いアクセサリーが目につきます。
この権現様には神社名の記述がありませんでしたが、仲町 山車とパンフレットにはありました。
ここから先は山車と手踊りです。
東峰(あずまね)組
各組其々で踊る曲が異なり、踊りの持ち物(小物類)も工夫されていて、私でも楽しめました。
山車には太鼓、三味線が乗り、男性及び子供たちは、それの曳き方です。
中沢組
個人的には、獅子頭の小物が大好きです!笑
山車の後ろには子供権現様
上組
男性の踊りの先生?に目がいきます。
着物を揃えるのも大変なんでしょうね~
下組
仲町
以上順不同でしたが、これらが通りを通過すると行列の終わりとなるようでした。
行列が通過した後、柿内沢鹿踊さんが祭典事務所の前で最後の踊り
お聞きした方によると演目は「鹿の子」とのことでしたが、私にはよくわかりません。汗
鹿には女性が二人参加していました。
午後三時、雰囲気的にはこれで終わりといった感じがして、撤収となりました。
次回は三年後です。笑