地元、大出早池峯神楽が三番踊る頃
境内はすっかり暗くなり、地元の方々の岩魚焼きや蕎麦の注文がピークとなり
もちろん、お酒も入っていることもあり、出店から聞こえる声と神楽の音が妙にひとつになる
舞台では、市内にある同じ早池峰系統の神楽の演目となり、
平倉神楽
明治34年宮守町塚沢神楽を習得し、後、東和町石鳩岡神楽より指導を受け演目を増やしている
盛岡南部の丸に向鶴の幕を使用
松迎舞
そして、
鱒沢神楽
江戸時代後期から大出早池峯神楽の系統として成立
上鱒沢の白山神社(遠野七観音のひとつ鞍迫観音)を本拠とする
鶏舞
大出早池峯神楽・・・・八幡舞
平倉神楽・・・・龍殿の舞
舞が次々披露され、やんやの歓声が済むと
厳かに 大出早池峯神楽の式六番 岩戸開き
最後に
権現舞
やはり「ここはどこ〜♪」を聞かないと帰れない
夜10時過ぎ、耳に残る権現舞の歌を土産に帰途につく