SLファンの皆さん、安心して下さい。式年大祭シリーズも最終回です!(笑)
通りを歩く行列の最後尾の様子を見届けることなく、御旅処となる小白浜漁港へ
大勢の人たちが待ってました!
到着した順に、御旅処の鳥居前で奉納の踊りを披露し、最後にやってくる御神輿の到着を待ちます
参加者全員が揃ったところで神事
唐丹町の三地域の御神輿が並びます
奥は二組一対となる御神楽が二団体ぶん
手前の大ぶりのは、踊りの奉納はありませんでしたが、もしかすると本郷伊勢神楽のものかもしれません
伊達藩政時代以前から伝わるとパンフレットにはありますが、この他に小白浜地区にも伊勢太神楽が
あり、こちらは元禄年間とされており、おかめが付随しているようです
本郷の伊勢神楽は2010年に開催された雨のさくら祭りでも拝見しましたが、
獅子が剣を持ち、おかめと一緒に踊っていました
いつの日にか、また拝見したいものです。
神事終了後、芸能奉納
荒川熊野権現御神楽
荒川地区に伝承、1187年に熊野の分霊を勧請したのが始まりとされ、
渡り囃子、御神楽、地の守、駒囃子、太神楽そして、四つの舞で構成されるとパンフレットにあります
常龍山御神楽
天照御祖神社の奉納神楽で片岸地域に伝承
獅子頭は権現さまと云われていることから山伏神楽の系統ではないかとパンフレットにあります
私には荒川・片岸共、太神楽の系統に思えました
今はありませんが、唐丹町の荒川と山谷地域にはかつて鹿踊り・獅子踊りがあり、
幕踊り系に近いしし頭にかんながらを付け、太鼓を持って踊るという幕踊り・太鼓系両方の遺伝子を持った
しし踊りが存在していたようです
大変興味深い地域です!
御神楽の太鼓は遠野ではしし踊りや神楽で使用するような物を片面打ち
笛は調子の確認はしませんでしたが、篠笛
(もしかして四本調子だったりして・・・笑)
大石虎舞
唐丹町には釜石虎舞系の小白浜虎舞もあるようですが、今回の出演は無し
唐丹小中学校の生徒&PTAによる手踊り
太鼓は本郷と花露辺の皆さんが担当
最後に桜舞太鼓
久しぶりに馴染みの皆さんにお会いしました
本郷の漁港そばに練習場?が出来たようですが、道具を流されないようにね!
この日は、兄妹共に遠野に嫁いでいる?二人が故郷のお祭りを見に来ていて
子供の頭を権現様に噛んで頂いていました!
この後、一行は神社へ帰還するとのことでしたが、朝ご飯も食べていない私は、
出店のお好み焼きを5分で食べて帰途へ
今回は、小白浜漁港までの行列でしたが、いつの日にか、本郷の桜並木のお通りを観たいと願いつつ・・・
また、漁港はだいぶ復興が進んでいますが、住宅の再建は、これからが正念場だと思いながら・・・