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2018 塚沢神楽in遠野座

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今週月曜日、意を決して3本抜歯しました。

話をしようとしても息がもれて、はふはふ状態、とうとうジジイの仲間入りです。涙

もう少し、もたせたかったんですがねえ・・・

 

世間では、昨日から三連休ということで、遠野ブロガーの何人かは青森県の岩木山に登る予定だ聞いていますが、

来週17,18日開催の大出早池峯神社宵宮・例祭への出撃目指して、連休は仕事です。

 

とは云え、夕食後の一時間弱、遠野座で行われる神楽撮影へと出撃です。笑

 

団体客もいて、相応の客入りの中、伊藤会長の挨拶、木村君の演目説明と続き、

 

鶏舞

 

先月の日出神社例祭でデビューした若者がこの日は相手を変えての舞でした。

 

女五穀舞

天照五穀舞と云われることのほうが多いと思いますが、五穀の成り立ちを表現したものと云われています。

 

天照大神は豊葦原中津国に保食神がいると聞き、月読神を遣わします。

保食神は喜び、口から沢山の御馳走を出して歓待しますが、月読神は汚らしいと怒り、保食神を殺します。

 

天照大神は驚き天熊人命を遣わしますが、そこで見たものは五穀が生えた保食神の死体でした。

 

天熊人命はそれらを持ち帰り、天之布刀玉命に託し、天照大神に献上するシーンまでを

舞いで表現したものだと云う事です。

 

前半は天照大御神の優雅な舞が続くことから女五穀と称されるのでしょう。

 

後半は各命が登場し、

 

面をはずしてのくずし舞で終わりますが、大きな拍手でした。

 

遠野座夜神楽は、おおよそ45分程度ということで三番ほどの舞となるので、最後に下舞い

 

そして、祈祷権現舞で終わりとなります。

 

この日は多くのお客さんが舞台に上がり、権現様からカミカミして頂いていましたが、

終わった時には、これまでで最高ではないかと思うほどの拍手となりました。

次回の遠野座は今月28日(土)のようですが、

この日は、塚沢神楽さんの本拠地である塚沢神社の夜神楽公演も行われるようです。

 

 

 

 


2018 大出早池峯神社宵宮其の壱

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9日(月)に抜歯し、昨日、仮の歯を装着し、やっと人前に出られる姿になったので、

昨晩は告知どおりに附馬牛町大出へ出撃してきました。

 

まずは本殿に参拝

 

生憎の雨模様ということで、お客さんの出だしは少な目です。

 

千葉さん親子による胴と鉦で、6時30分、珍しく?定刻どおりにスタート

集まり始めたお客さんの中に見知っている人は数名だったでしょうか。

連休明け早々の平日の夕方では仕方ないですね・・・。

 

大出早池峰神楽さんの四人鶏舞から

 

今年もこの神楽に出る為に関東方面からかなりの人数が来ていたようですが、

無難なスタートとなりました。

 

子供たちの神楽(シンガク)

 

三番叟

1月に開催された遠野郷神楽共演会では、大人と二人で同じ演目を舞っていましたが、

今回はワンマンショーです。

 

つかみはOK!と云う事で、大きな拍手でした。

が、残念だったのは、カメラを固定していたので、ちょうど良いシーンでは、

小出のおじさんの後ろ姿を眺めることになりました。笑

 

ここから他団体の神楽となり、まずは鱒沢神楽さんの八幡舞

 

鉦には女性二人が参加していました。

 

小倉神楽さんの翁舞

 

翌日は神楽から張山しし踊りに変身する芸達者な皆さんです。

人が足りないだけだ!と、笑っておりました。

 

平倉神楽さんの竜殿

 

舞手は女性二人

7日に鱒沢で開催された鞍迫観音・白山神社宵宮でも、鱒沢神楽さんが女性二人で

この演目に挑戦していました。

 

引き続き、平倉神楽さんの悪神退治の舞

この夜神楽には、釜石から元気の良いK崎さんがいらっしゃっており、三番叟の時もそうですが、

大声援をおくっていました。

おととしの台風で笛吹峠が不通になってからお会いする機会が無く、二年ぶりとなりますが、

元気が姿を見て安心しました。笑

 

鱒沢神楽と小倉神楽は、大出早池峰神楽と同一系統ですが、平倉さんは大迫町の岳神楽の系統

 

両神楽の草創期には、同一系統の神楽だったと云われていますが、

神仏混合の時代にあって、神職による神社としての機能が大出で、住職による機能が町中の妙泉寺

と云うように分離していたためか、大出早池峰神楽の系統を遠野では神人神楽と呼び、

大迫町の早池峰神楽とは、リズム・テンポ共に異なったものに変化しています。

 

荒舞で平倉神楽さんらしさを魅せて、前半の終わりです。

 

 

 

 

2018 大出早池峯神社宵宮 其の弐

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作業は、まだまだ残っていますが、本日、長丁場だった本業のひと区切りとなりました。

笛吹は仕事もせずにカメラを持ってお祭りにばかり行っていると云われますが、

これで、なかなかどうして、やることはやっているんです。笑

 

良いことは続くもので、今年の遠野まつりのポスター縮小版が手に入りました。

噂では、だいぶ評判が良いようです。笑

 

気を良くしたところで、宵宮其の弐へ

 

平倉神楽さんの荒舞が終わると、その勢いのまま、大出早池峰神楽さんの山の神舞です。

(これ以降は大出早池峰神楽)

 

この舞は流石に他の人というわけにはいかないので、千葉さん登場

 

所作には千葉さんなりの味付けがあると思いますが、この舞辺りから空気が変わってきます。

 

山の神は大迫町の早池峰神楽では大山祇命のことで、大出の神楽本を見ると、大山祇命と茅野姫の間にできた

子供太郎のことだという違いがあるようです。

 

刀に外の篝火の炎があたり、霊剣の如し

 

 山の神の舞始めから30分が過ぎ、

 

ひと演目の終わりです。

 

午後9時、雨も霧雨程度になり、静かになったところで翁舞

 

ゆっくりとした舞が、周辺の静寂な雰囲気と良く合います。

 

例年、山の神の前には姿が見えなくなる遠野ブロガーとらねこさんもまだ、おりました。

 

本来は式二番の舞ですが、小倉神楽さんが同じ演目だったためか、順不同

 

鶏舞から3時間、まだ、続く です。笑

2018 大出早池峯神社宵宮 其の参

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昨晩は、久しぶりにお酒を頂き、仕事の夢を見ることなく、暑さも忘れて爆睡。

お陰様で、気持ちよく起きることができました!

 

大出早池峯神社の宵宮も其の参ということで、八幡舞です。

 

前半の翁舞同様に、鱒沢神楽さんが演じましたが、あらためて大出早池峰神楽さんです。

 

二人の姉妹も一人が社会人で、もう一人は大学生。弟さんは受験生ということで出演叶わず。

 

息のピッタリ合った舞は流石に姉妹

 

大出らしい舞でした!

 

とらねこさんが見る為に待っていた八岐大蛇

 

黒森神楽では、お客さんを楽しませる演出が加えられていますが、

こちらは至ってシンプルに進みます。

 

後半は面をはずして

 

くずし

 

ここまで粘ったとらねこさんも満足して帰途へ

 

地域の皆さんが営む出店では、反省会が始まったようです。

2018 大出早池峯神社宵宮 其の四

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其の参とくれば、其の四と云う事で、今回が最終です。

 

十二演目目は、大出早池峰神楽さんの天女舞

 

この演目は2015年以来かな?

 

前回観た時と今回では印象が全く異なっていましたが、

おそらく舞手の方の生活状況に変化があったのかもしれません。

(すごい、想像力~笑)

 

岩戸開き舞

 

正式には式舞最後の演目です。

 

くずし

 

そして、下舞い

 

昨年は奥様が演じていましたが、今年は家族が増えたばかりだとか・・・笑

 

家族揃って神楽を演じる頼もしい新遠野人です

 

祈祷権現舞

 

長身の権現様の歯打ちの音が鳴り響き、

 

最後の最後までいたお客さんの祈祷をして幕引きとなりました。

 

11時30分過ぎ、今年も観たなあ~!と余韻に浸りながら、帰途へ。

 

2018 上郷まつり 前編

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顔には日焼け止めを塗ったのに腕はそのままだった今日、日が暮れる頃から両腕がみるみる赤くなってきました。

この感じだと、明日から一皮むけそうです。笑

 

そんな日中出撃したのは、上郷まつり

 

試行錯誤中の上郷町のお祭りですが、オープニングは遠野東中吹奏楽部

 

上郷小唄保存会による上郷小唄

 

佐比内鹿踊り&上郷保育園こどもしし踊り

上郷小唄とこのしし踊りまでは6月に開催された日出神社の時と同じです。

 

佐比内さんは笛・太鼓・しし共に町外のしし踊りに比べれば十分人数が揃っていました。

 

佐比内鹿踊りとして単独出演を希望して止みません。

 

遠野仙人太鼓

 

私と同年代の方々もおりますが、明日以降の筋肉痛が心配です。笑

 

日出神社・上郷まつり限定出演の平野原伝統民俗芸能保存会

なにやら長い名称ですが、田植踊りだけではないという意思表示かと・・・。

 

でも、披露するのは田植踊りです。

 

この地域には、さんさ踊りも伝承されています。中断中

 

出番が終わったら、飲み会という事で、喜んでいたのは女性陣

 

今年のゲストは大船渡市の門中組虎舞

鎌倉時代に末崎の泊里浜に神輿・祭器を載せた船が漂着し、その品々を祀ったのが中森熊野神社。

神社には獅子頭もあり祭典で獅子舞を奉納すれば悪魔退散、五穀豊穣・大漁になるということで、

門之浜と中井の両地域の氏子によって虎舞として受け継がれているとのことです。

 

この地域では虎舞と云い、唐丹町や住田町では権現舞と云いますが、古くからの気仙郡に伝わるこの形式が

どこからきたものだろうと思っていたところ、

 

仙台城下東照宮の仙台祭に似たようなものを見つけました。

明治まで続けていた国内有数の規模を誇った祭りです。

下の絵の中ほどに一匹の獅子にかなりの人数の人が入っている様子が観られます。

仙台藩内の例祭には人数の違いは有るにしても、類似の獅子舞が附属したのではないでしょうか?

 

 

 

2018 上郷まつり 後編

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前編にて、仙台の東照宮例祭(仙台祭)にふれましたが、その行列に興味を持ったのは、

そこにシシ踊りが出ているかという事でしたが、残念ながら見当たらず、その代わりと云ってはなんですが、

目にしたのが多人数による獅子舞でした。それを獅子舞と呼んだのか権現舞と呼んだのかは定かでありません。

当時の祭りが現在の青葉まつりに変化してきているようです。

 

さて、上郷まつりの後半は、平倉神楽さんから

 

女性の竜殿舞

最近、どこかで観たかも・・・笑

 

そして、細越獅子踊りさん

 

種ふくべさん欠席で、柱がかりも無しでした。

やり過ぎではないかと思うほど、豪快に演じるこの団体ですが、大人しいシシ踊りになっていました。

 

暮坪虎舞さん

こちらは今年が最後かもしれないと云いながら、遠野まつりにも定着してきた団体です。

 

釜石系では無く、気仙系に観られる梯子虎舞いです。

 

なんだり・かんだりの芸能が伝承される上郷町は、釜石市の隣りという事もあり、

遠野市第二の町としてにぎわった地域でもあります。

 

次に舞踊団体があって、森の下さんさ踊り保存会さんへ

 

大正9年から昭和2年まで上郷町森の下に居た紫波町出身者によって伝えられたものですが、

後に中断し、昭和40年代後半から復活したそうです。

笛と太鼓が踊らないのは、土淵町の山口さんさと同じですが、当初の伝えられ方によるものかと思われます。

 

最後に板澤しし踊りさん

 

何年か前までは赤ちゃんだと思っていた子も、少年の顔になっています。

 

暑い中、いつもより多く廻らされ、笑顔になるしかありません。

 

この日のメインは柱がかりでも四つがかりでもなく、

 

雌獅子狂い

お客さんがどう思ったのかはわかりませんが、私的には、良いモノを観させて頂きました。

お客さんと云えば、今回の上郷まつり

暑さのせいもあるでしょうが、見物する人が極端に少なかったように思います。

全国やぶさめ競技遠野大会と柏木平リバーサイドまつりが同じ日に重なってしまったのも一因かと。

おまつりの最後には、お楽しみ抽選会と餅まきがありましたが、

昨年の抽選会では毛布が当たったので、二匹目のドジョウを狙いましたが・・・呼ばれず。

サマージャンボを買うのは見合わせようと思います。笑

 

 

 

 

2018 大出早池峯神社例祭前編

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上郷まつりと順番が逆になりますが、7月18日は大出早池峯神社例祭でしたので、報告します。

 

大同元年、来内村の四角藤蔵が早池峰大権現の出現を始めて見て、

峯に御宮を建立し、6月18日に遷宮したのが早池峰大権現の創始となりますが、

それに因み、旧暦に近い一ヶ月遅れの7月18日が現在の例祭日に定められています。

 

10時からの神事に先立ち、町内のしし踊り3団体は、神社のある集落入口となる橋、鳥居、神門などを

誉め唄をかけながら本殿へと集まります。

 

前日の宵宮で11時過ぎまで奉納の夜神楽をした大出早池峰神楽の皆さんも

シンガクを奏しながら神輿渡御に附属するため集合

 

本殿内に続き、外でも神事が行われ、

 

御神輿を清めるため、通称祓川へ

 

途中、境内社である駒形神社へ寄り、集落へ

 

神楽は毎年、同じ場所でシンガクを舞い

 

集まったお客さんの頭をカミカミし、

 

河原の草を川に浸し、御神輿を清めます。

佐々木文書早池峯縁起には、この神輿洗いが終わった後、神楽がなされたとあるようですが、

現在の神事等にはありません。

 

例年どおり橋の上から、この様子を見守る方々がおりました。

一人の方は弟さんが遠野の人となり、このお祭りに合わせて休暇をとって東京から。

また、遠野に移住することにしたと話していたご夫婦が昨年まで橋の上にいましたが、

移住されたのに、風の便りでは、旦那さんがお亡くなりになったとのこと。合掌

何万人もの観光客が集まるお祭りと異なり、周辺集落の方々を中心として固定日に行われるお祭りでは、

ちょっとした出会いがまま有り、そのような方々に再会するのもまた楽しみのひとつです。

 

 

 

 


2018 大出早池峯神社例祭 後編

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仮歯を付けて10日弱、見栄えはよくなりましたが、なんだか体力が落ちているような気がします。

それが、抜歯のせいなのか、この気候のせいなのか、はたまた歳のせいなのか・・・。

頑張れ!頑張れ!と自分に言い聞かせているこの頃です。

さて、例祭の後編へ

 

御神輿を清めている間、シシの皆さんは被り物をはずして、しばしの休憩

いや~あっつ、あっつ!(訳:暑い、暑い)

 

清められた御神輿が本殿へと還御

元禄年中、一度ならず飢饉の節に死絶し、残った者は老人となり、御神楽届兼候に付き、

附馬牛村宝明院が三代迄横田修験を引き廻し、神楽を行なった旨の文章がありますが、

それには、宝明院も大出神楽と同類だったのではないかとあります。

 

しかし、大出早池峰は修験ではなく神職の免許を持っていたことがわかっており、

宝明院は遠野では大徳院をトップとした本山派で、大出の弟子神楽となる鱒沢の修験は羽黒派。

大迫町では田中神社が神職で、妙泉寺周辺が修験となっているように見えますが、

修験がどちらの派だったのか気になります。 

 

本殿廻りを三周する間、正面付近に来ると神楽・しし踊り共に若干、最後には正式に舞います。

 

附馬牛町では人数の多い上柳獅子踊りさんですが、流石に連休明けの平日ということで、シシの数がわずかでした。

 

音程をしっかり調整した笛で試し吹き、若い頃はフルートを吹いていたので音の違いが気になるとのこと。

 

張山しし踊りさん

前日は小倉神楽として宵宮に出演

 

張山しし踊りには、見慣れぬ女性が刀かけをしていましたが、集落内だけでは人数確保が難しい中、

地域外からのうれしい参加だと話していました。

 

こちらは東禅寺しし踊りさん

 

人数のことを云ったら、うちのほうがもっと切実だ!と話していましたが、

今のうちに声をかけて、練習に参加すれば、9月の遠野まつりには出られるのではないでしょうか?

熱烈歓迎なそうです!

 

一方、大出神楽さんは、今迄見た中では最高の人数

 

祭りに合わせて休みをとってきた人、体験?で参加している人などなど、

地元のみならず都会からの参加者が多くなっています。

 

一時は、この重鎮お二人と千葉さん家族だけの時もありました。

 

遠野郷八幡宮例祭に合せた遠野まつりには、町方から遠野南部ばやしが出ますが、

ここも参加者が足りず、仲町では都会から大学生の応援を得ています。

市内のほとんどの郷土芸能団体は、人手不足が大問題、

受け入れ体制が整うのであれば、広く国内へ募集をかけても良いのではないでしょうか?

ちなみに仲町南部ばやしでは、内ばやしの押し方、舞手、鼓、大胴、笛、太鼓と毎年募集しております。

まつり二週間前ぐらいからの練習に参加できれば、間に合うと思います。

最後に、告知となりますが、

今週末の28日(土)は、一日市通りのとおの物語の館内、遠野座で8時から45分程度の神楽公演があり、

また同日、6時頃から遠野市宮守町の塚沢神社で宵宮夜神楽があります。

冷房の効いた室内で、ちょっとだけ雰囲気だけでもと云う方は遠野座へ、

本格的な神楽を一通り味わいたいと云う方は、塚沢へ

心の洗濯 プチ旅 石巻女川

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1月後半に宮城県南三陸町に行って以来、県外には一歩も出ないで過ごしていましたが、

思わぬ研修の案内があり、参加させて頂きました。

 

昨日は、早朝より同級生運転手のバスに乗り、やまねこさんが数年前に寄った、こちら方面へ

 

研修先で見たものは、これです。

東北をメインにこのような材料を使って文化財級の建物の屋根を葺く会社ですが、専業は国内に数えるだけ。

東日本大震災で被災され、復興後、落ち着いてきたということでの表敬訪問。

 

山形県の本間家、秋田県の池田家と並び称される宮城県の齋藤家。

詳しくは齋藤善右衛門で検索してみて下さい。

現在、土蔵や本宅の修復中ですが、ヨシ葺きの見事な建物群が残っています。

 

個人宅も見学しましたが、屋根もさることながら、こちらの家は内部の骨組みには気仙大工の技術が見られました。

青森県の岩木川沿いと、こちらの北上川沿いでは広範囲にわたり、この屋根葺き材が生育していますが、

自然にあるものを単純に刈っている訳では無く、人の手間暇かけて育ててこそ、立派な材料になるとのこと。

資金措置の無い岩手の材料は品質が悪いなどと云うのは簡単です。

 

旧大川小学校

遠野から準備していった花と研修先の方々が火を点けてくれた線香を供え、参加者全員でご冥福をお祈りいたしました。

訓練に勝る備え無しとと云うのが率直な感想です。

 

昨晩は、そこから北側の山中にある一軒宿へ宿泊し、研修受け入れ先の職人さんとの交流会となりました。

事前にチェックした際は、古い山荘風の建物ただ一軒の登山客でも宿泊しそうな処でしたが、

実物もそのとおりの割に利用客が多く、その魅力を測り兼ねていましたが、夕食とお風呂で納得。

くじらの刺身、アワビ、カニ、ホタテ、ほや、刺身などなど20品以上の海の幸の数々で、

飲むより食べる優先でも、最後のご飯までは行きつきません。大満足でした。

 

明けて本日、震災後よくTVで観た旧北上川にある石ノ森漫画館

 

その後、女川町へ

ここは35年以上も前に仙台で修行していた際、上司と何度か訪れた町です。

記憶に残っているのは、旧役場と駅そばの生涯教育センター、そして半円形屋根の体育館。

震災後のTV等で、生涯教育センターのかなりの高さまで津波が到達したことと、

体育館が避難所になったことはわかりましたが、それ以外は・・・・。

行ってみると記憶にある建物を見ることはできませんでした。

生憎の雨天でしたが、震災後に出来た商店街シーパルピア女川、そしてハマテラスを見て回っている内に、

予定外の高額出費となり、日頃お世話になっている皆さんへのお土産が買えませんでした。泣

この穴埋めは、そのうちにという事で、御勘弁下さい!

と、云う事で、心の洗濯 プチ旅の終わりです。笑

 

 

 

2018 塚沢神社夜神楽 其の壱

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2018年も8月に突入です。一年のサイクルが年々短く感じるのは歳のせいでしょうか?

お盆の前に処理したいことが、まだまだありながら、気力がついてきません。涙

そんな訳で、7月28日(土)に行われた塚沢神社宵宮の夜神楽話題が手つかずでしたので、そちらから。

 

この日は鹿児島からの遠野通い人さんが二世を伴って遠野入りの日でしたが、

要請順と翌日の研修を考慮し、こちらとなりました。

 

6時、塚沢神楽伊藤会長の挨拶があり、鶏舞からスタート

 

日出神社では木村・佐藤コンビでしたが、今回は浅沼・佐藤です。笑

 

翁舞

 

舞手は会長でしょうか?

 

三番叟

 

両親揃って見守っていましたが、そのうちに、その両親も参加したりして・・・笑

 

山の神舞

 

今回は一緒に練習している平倉神楽さんの舞手

 

お父さんからご自身の写真を要望されていますが、面をはずしている良い写真が見当たらず、

次回以降の宿題にさせて頂きます。

 

辺りが薄暗いうちから始まり、真っ暗になってきました。

 

見た目と異なり、軽やかなジャンプ!

 

力みのない舞でした!

 

動から静へ

 

天女舞

 

ご夫婦で神楽をされています

 

とりらの唄が心に沁みます。

 

来年あたりの天女舞は旦那さんだったりして・・・

 

これで5演目

大出早池峯神社の宵宮同様に雨天になることが多いここの夜神楽

この晩は天気にも恵まれ、その後へと続きます。

 

2018 塚沢神社夜神楽 其の弐

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昨晩の雨がそのまま降っていてくれたらという願いもむなしく、今朝は市内一斉河川清掃。

割り当て地域に一年に一度使う鎌持参で参加してきました。笑

予定では、その後、綾織町の石上神社例祭に行くつもりでしたが、河川清掃が終わってから

降ってきた強めの雨で予定中止。

ということで、塚沢神社の夜神楽 其の弐です。

 

天女舞の後は、御花披露口上

塚沢神楽さんは、この夜神楽と翌日の例祭後に地域内を門打ちするので、それなりの収入を得るはずですが、

一緒に演ずる機会の多い、平倉神楽さんはどうなのでしょう?

日出神社や六神石神社の例祭に出演している様子を見ると、ほとんど御花らしきものは無いように思います。

いらぬ心配なら良いのですが・・・。

 

竜殿の舞

 

塚沢神楽のメンバーオンリー

 

この舞は今年に限っては女性二人で観る機会の多く、

 

テンポの速さは、流石に男性に軍配が上がります。

 

女五穀舞

 

7月に行なわれた遠野座でも同じ舞でしたが、この夜神楽で絶対舞うと思ってました。笑

 

どの神楽団体もそうですが、其々の神楽が出演する中でメインとなりそうな舞台に合せて、

遠野座で試しているような感じがします。これはあくまで感じですが。笑

 

ちょうど親子揃ってこちら向きとなりました。

 

戻って練りの場面

 

幕を荒らしくゆさぶり

 

天降りの舞

 

幕裏では、平倉神楽さんの師匠にあたる石鳩岡神楽さんの笛が響きます

 

大迫町の岳神楽さんから塚沢神楽が伝えられ、塚沢神楽さんから平倉神楽へ伝わり、

塚沢、平倉が下火になった後、平倉神楽さんは岳神楽の弟子にあたる東和町の石鳩岡神楽さんに習い直し、

塚沢神楽さんは現在、平倉神楽さんと一緒に練習しているという関係になるのでしょうか?

 

石鳩岡神楽さんは今でも弟子神楽となる綾内神楽さん・平倉神楽さんと合同で共演会を開き、

その研鑽に励んでいます。

 

それは、出来そうでも、なかなか出来るものではないと思います。

 

 

2018 塚沢神社夜神楽 其の参

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塚沢神社夜神楽も其の参にて最後です。

 

まだ明るいうちから始まった夜神楽も、宵闇となり、

 

出番にあわせて慌ただしかった幕裏も静かになり、

 

頑張って観ていたお客さんの数も少なくなってきた頃、

 

下舞い

 

そして、ラストの権現舞

 

残った皆さんの頭をカミカミする祈祷をし、舞台を清めてお仕舞です。

 

最後は塚沢神楽の皆さんが表に出て、御礼の挨拶にて夜神楽の終了

この後、この会場内にて直会(なおらい)のようでしたが、何時まで飲んでいたのかは定かでありません。笑

 

 

 

2018 盛岡さんさ

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今年も、時々愛妻からのお誘いで、二人っきりで盛岡さんさ踊りへ行ってきました。

 

開始1時間ほど前に到着しましたが、今回も最前列を確保。

考えてみると、いつも道路を挟んだどちら側かになりますが、この時間では県庁から西側は無理のようです。

 

6時、パレードのスタート

 

恒例によりまして、ミスさんさの皆さんから

 

全員をアップで撮ることはできませんが、幸先良しです!

 

ミス太鼓の皆さん

 

ミス横笛さんも

よく観ると笛の種類が違っているので、各々吹きやすい物を使用しているのかも。

 

うたっこ娘さんもしっかり撮りました!

笛や太鼓のリズムと唄が異なっていながらも絶妙なバランスの良さが盛岡さんさです。

 

各企業や団体が続きますが、この会社に同級生の娘さんが就職したと聞いていたので、

時々愛妻と探しましたが、出ていなかったようです。

 

各団体には、このような専属カメラマンが付いていましたが、この方、見覚えがあります。笑

日出神社にお出での時は、もっと小さなカメラでしたが、気合の入れ方が違うようです。

 

盛岡さんさ踊りに来る日程は時々愛妻の専権事項ですが、この清流さんとは高確率で遭遇。

 

人数の多さと踊りの上手さが際立ちます!

 

大好きな団体のひとつです

 

後ろ姿もバッチリ!

 

昨年、下の娘が踊りで出ていましたが、今年は前日に国際リニアコライダーのPRのため、

団扇配りのボランティアとして参加したとのことで、姿無し。

それでも、中にいるかもしれないと探すのは、親心というものです。

 

後半、IBC岩手放送の皆さんです。

提灯を持っているのは菊池幸見アナ、昨年は目の前だったので声をかけましたが・・・。

拡大して目線を確認すると私を見ているような・・・良いように解釈する笛吹です。笑

 

育休復帰した大好きな奥村アナの笑顔も素敵でした!

 

ラグビーワールドカップ釜石のPRも。

お盆明けのプレイベントも楽しみです!

 

最後には前年のミスさんさの皆さん

途中で帰ることなく、9時過ぎまで、堪能させて頂き、下の娘の処に寄って帰宅となりました。

が、

娘の処に時々愛妻が焼きそばや焼き鳥を届けている間、車で待っていたのに外に娘は現れず。

常々良き父が一緒に来ていることを、時々愛妻は娘に告げなかった可能性大です。笑

さて、

葬祭幹事長からお盆の連絡がありました。

恒例の同級生飲み会は、公式にはお盆前の11日(土)、同級生ママの店で6時頃から

と云う事なそうですが、その日程に既にクレームが入っていることから、

お盆期間中にもう一度緊急召集が入る可能性があります。

世の中、お盆休みのスケジュールが決まったようですが、私はいつ完全休暇にするか未定。

夏バテ気味なのか根気が続かず、本業がさっぱり進みません。

と、言い訳をして、延長願いを出したい気分の笛吹です。笑

 

 

2018 お盆前半

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都会では夏季休暇と云うのでしょうか?いわゆる田舎ではお盆休みということで

ゆっくりと甲子園球場の野球でも観ながら昼寝でもしたいところです。

が、なかなかそうもいかず・・・やっと少しだけ落ち着いたところで更新です。

 

世間では既に休みに入った11日(土)

お昼を食べに帰宅寸前のところで駅前へ

 

この日は第二土曜日ということで、SL銀河のお出迎えは、しし踊り

小友町山谷獅子踊りの皆さんでした。

大槌町の旧役場庁舎と同様に保存・建替えで賛否両論のJR遠野駅舎

市内に点在する茅葺屋根の曲り家だって耐震性は確保できていないのに駅舎だけが問題になるのは

なぜなんでしょう?

全国の駅舎をよくよくご覧になって下さい。これだけの建物は、そうそうあるものではありません。

活用方法以前に、鉄道関連遺産にでもなれば、それだけで意義があるのではと思うこの頃です。

 

その晩、いつもはお盆期間中に開催されている同級生飲み会

やはり、少人数となりました。

そのせいか、先ほど、緊急連絡があり、本日、午後6時半から、

一日市通りのジンギス館で第二弾が開催されるとのことです。

時間とお金に若干の余裕のある方は、ぜひ参加を!

その後いつもの同級生ママの店に流れるものと想像しております。笑

 

12日(日)は、気を取り直して仕事をし、13日(月)は早朝より盛岡へ

 

義弟の墓参り

私の妹もおばあちゃんです

 

午後は遠野に戻って我が家の墓参り

 

14日(火)昨日は祖父母の墓参

 

このお寺には両親の両方の祖父母が眠っております。

 

帰り、少しだけ遠回りをして、遠野に居ても、なかなか見る機会のない方々と

山口の水車小屋見学 観光客の真似っこをしてみました!笑

 

そして、明るいうちから乾杯となり、今日もまた早朝から大槌町の伯母宅で線香を手向け、

トンボ返りで、下の娘をクリニックに連れて行くと、休診。

帰省中の友達と花火を見に行くのを楽しみにしており、かつ、もう少しで旅行の予定もあるようなのに、

皮膚の炎症が治まらず、気分、サゲサゲの彼女を残して同級生飲み会に行けるだろうかと

葛藤中のお盆です。


2018 舟っこ流し

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15日(水)、「肉食いするべ!」と云う緊急招集

遠野では、「肉食い」=BBQ=ジンギスカンと云う事になりますが、

時々愛妻曰く、「休みに入ってから一日だけだよ、家にいたの!」

よくよく考えてみると、12、13日は居たはずなのに、影が薄い・・・笑

 

と云う事で、雨降り遠野花火の音を聞きながら乾杯です。

緊急告知にも関わらず、お墓参りに来ていた盛岡のTっちゃんが参戦してくれ、

いつか一緒に飲もう!が実現し、仮歯以降、はじめて複数曲唄い、ストレスが完全にほぐれた晩となりました。笑

 

明けて翌日となる昨夜

 

いつもであれば午後3時頃から附馬牛町德昌寺では上柳と張山のしし踊りの奉納がありますが、

雨で中止となり、

 

とらねこさんからの連絡で舟っこ流しに出撃

 

7時過ぎ、初盆を迎えた方や舟っこ流しに参加する方々が集まります。

 

上柳のいつもの方々も

 

ご詠歌のご婦人方

 

時より拙案内所に来て、郷土芸能や郷土史の話をされる「さごみの木」さんの家も初盆なので

きっと舟の中に位牌が入っているのでしょう。

 

方丈様のお経の後、お寺を出発し、上柳のメインストリートを通り、

 

例年であれば、猿ケ石川に架かる片岸橋上流から舟を流しますが、今年は灯籠のみ

 

橋のそばで、舟を燃やしました。

 

その間、途切れることなく灯籠が流れます。

 

後半には舟っこのそばでお経をあげ、

 

遠野のお盆を感じる行事の終わりとなります。

 

日中から雨模様だったこともあり、人出も少ない舟っこ流し

 

東日本大震災、西日本豪雨、今年亡くなった方々、身内のことなどを思い浮かべながら

 

合掌

 

KICKOFF!KAMAISHI 8.19

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今日は土淵まつりが開催された遠野ですが、最近ちょくちょく登場する時々愛妻のお供で、釜石へ!

 

来年開催されるワールドカップラグビーの会場のひとつが釜石市鵜住居町の復興スタジアムですが、

そのオープニングイベントが本日でした。

 

若かりし頃、新日鉄ラグビー部の大ファンだった時々愛妻のたっての希望で、姫猫さんにチケットを取ってもらい、

娘1号と4人での観戦

 

早朝から松倉まで車で行き、そこからシャトルバスでスタジアムまでという行程でしたが、

席の確保が済むや否や、

 

喉を潤し、

 

新日鉄釜石と神戸製鋼のレジェンドマッチ観戦

 

新日鉄の松尾さんや

 

神戸製鋼の大八木さんなど、なつかしい顔が大勢見られました。

 

試合中は、おそらく今はやらないであろう、やかんに入った魔法の水も登場し、観客は大喜び。

この魔法の水のせいではないでしょうが、私にも気合が入ったような気がします。

 

その後、平原綾香さんのジュピターや中学生との合唱があり、

 

釜石シーウェイブス 対 ヤマハ発動機ジュビロ

 

ハーフタイムには、EXILEやJ Soul Brothersの何とかさん達と中学生のキレキレのダンスがあり、

 

後半戦と続き、

 

釜石らしい大漁旗による大声援の中でノーサイド

 

スタジアムが出来たとはいえ、まだまだ復興途中の鵜住居ですが、

 

震災前の事、震災時の事、現在の事

応援にかけつけた皆さんの脳裏には人其々、様々な事が浮かんだと思いますが、

私は、また一歩前進するきっかけを貰ったような気がします。笑

 

 

 

大出早池峰神楽 in 遠野座

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酷暑御見舞い申し上げます。

 

お昼時、屋外に置いていた車の温度は41℃、自宅庇下の寒暖計は38℃

例年、9月の遠野まつり10日前辺りには、長袖を着てお祭りの練習をするのですが・・・。

まさかお祭りに雪が降ってこなければよいのですが。笑

 

さて、先週末は、一日市(ひといち)の遠野座で開催されている夜神楽の今年最後は、

 

附馬牛町の大出早池峰神楽さんでした。

 

鶏舞の女性の方は、初フォーカスとなります。

 

遠野に宿泊されているお客様と市民向けの45分程度ということで

この日は鶏舞に続き八幡舞

 

流石に姉妹だけあって、息もぴったり

 

お父さんも一緒に撮ってみました!笑

 

ファインダーから二人を追っていると、どちらがどちらなのかわからなくなります。

 

大出早池峯神社例祭宵宮でも同じ組み合わせだったことを考えると、

遠野まつりでも同じ演目かもしれません。

 

下舞

 

時折、アレンジが加わる大出ですが、この神楽の良さは舞の丁寧さにあるのではないかと

常々思っている笛吹です。笑

 

また、広く門戸を開放しているのも、ここの良さではないでしょうか。

 

この日はお盆が終わった後ということで、あまりお客さんが入らないのでは?

と思っていましたが、予想以上

 

最後の権現舞の頃には、見る側の緊張もほぐれ、

 

胎内くぐりと頭カミカミには、三回に分けるほどの状態となり、

 

拍手喝采で終わりとなりました。

遠野座の夜神楽公演は、ここ数年続けられていますが、今年はこれにて終了。

来年は5月連休辺りから、また行なわれるものと思います。

 

 

 

2018 上宮守愛宕神社例祭

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8月最後の土曜日は、ここ数年出撃している上宮守愛宕神社例祭へ!

 

遠野市綾織町から盛岡方面へ向かう小峠トンネルを抜けると、雨模様

想定外の天気に面喰いましたが、神社に着く頃には小雨となり、

 

神事が始まるまでの間、何をしでかしてくれるのか楽しみな子供たちを観察

 

昨年も山形からお出でになっていたカメラマンさんと盛岡まっとさん&K村さんにも来て頂きました。

顔出しOKだと云うK村さんですが、残念ながら、子供たちしか写っていませんでした!笑

 

神事 

上宮守神楽さんの打ち鳴らし

 

写真ではわかりにくいですが、小雨の中、神楽の奉納

 

上宮守大神楽

 

上宮守参差

人口がそれほど多くない中で三種類の芸能を維持する珍しい地域です。

 

木立の中では雨も気にならず、いざ、神輿渡御の出発です。

 

雨模様の田園風景でも撮って、車列に加わろうとしていたところまでは、よかったのですが、

不覚にも道路脇の側溝に脱輪・・・涙

右往左往している内にこの日最高の大雨となり、

近くに姿を現したカメラマン盛岡二人組と地元の男性に助けられました。

 

天気と脱輪で気分ダウンとなりましたが、助けて頂いた恩義に報いるべく、

盛岡二人組さんを次の次の渡御先へご案内

 

踊る恰好の良い子や

 

いつものお二人

 

獅子の中から覘いていた彼

などなど、何人もの笑顔に救われた笛吹です!笑

 

下村の会館での神事

 

奉納

 

午前中最後のここまでお供して

 

まだ素面(しらふ)の皆さんとお別れとなりました!笑

湿度限りなく100%の蒸し暑い天気だったので、この後のお昼には、さぞかしビールも上手かったでしょう。

 

 

2018 小友まつり 其の壱

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8月25日(土)、上宮守愛宕神社例祭を正午まで追った後は、いつものように小友町へ!

 

既に巌龍神社境内からはシシ踊りの太鼓の音が鳴り響いていました。

 

神社に到着した順に奉納となりますが、

 

長野獅子踊りさんが柱掛けの最中でした。

 

続いて、小友南部ばやし

手前の笛にピントが合いませんでしたが、明笛です。

笛吹の方から話を伺うと、郵便局の人が綾織から伝えた南部ばやしだと云う事です。

綾織南部ばやしは、昭和初期に一日市から伝えられたとのことで、

両町は、それほど時期に差が無い辺りから始まったことになりそうです。

そこで、この明笛、小友町では当初は明笛で、後に篠笛に変わったとの証言でしたが、

両町の元になる一日市では篠笛で、明笛を使うのは仲町です。

笛と踊りに伝承元の違いが生じているのでは?と思った次第です。

 

社殿で神事が始まる頃には行列に参加する皆さんの顔触れも揃い、

 

宿の通りはずれまでの渡御の始まりとなります。

 

順不同ですが、山谷獅子踊りさん

 

町婦協の手踊り(男性もおりますが・・・)

 

見物するほとんどの人が知り合いなので声をかけられます。

 

長野獅子踊りの重鎮も声をかけられ、若干照れ気味

 

子供たちのお御輿

以前は保育園児がメインでした。

 

鷹鳥屋獅子踊りさん

巌龍神社の文字が目を惹きます。

 

長野川に架かる上宿橋を渡り、御旅処代わりの場所で一息入れた後、神社へ戻ると、

御神輿に附いていた芸能団体は、メインストリートで舞い・踊り、そして、門掛けに励みます。

権現様を持って神社前の不動橋を渡って来るのは鷹鳥屋神楽さん

会長宅の火災で神楽の道具等を焼失したと今年初めの神楽共演会でお聞きしていましたが、

新しい権現様が、どうにか間に合ったようです。

 

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