お盆話題の最後は、今年も附馬牛(つきもうし)町の舟っこ流しです。
早めに現地到着。灯籠木に灯りが点き、良い雰囲気です。
舟っこ流しの時間まで地区センターで開催されているお盆のお祭りを見た後、お寺にてスタンバイ。
7時スタートなのに、なかなか人が集まらないと思ったら、8時とのこと。汗
何度か市内のお祭りで顔を見たことのある男性が来ていたので、しばし歓談。
千葉から来ているとのこと・・・それにしても遠野駅からレンタサイクルとは恐れ入りました。笑
そうこうしている内に天気が心配なので、早めに出発するということで、
徳昌寺ご住職の読経の後、スタートです。
初盆を迎えた方々の位牌を舟に乗せ、身内の方々が寄り添います。
ご住職、ご詠歌の皆さん、初盆の舟、上柳、張山の舟の順で列を組み、片岸橋の猿ケ石川へ
準備が整ったところで、灯籠が流され、舟っこが続きます。
橋の上では、ご詠歌が唄われ、地域の皆さんが見守ります。
悟りの岸に渡るべき 道を伝えし諸々の
ひじりに頼るものはみな 南無帰依僧と唱えよや
ご詠歌、子供たちの笑い声、無言の人達、其々の送り盆です。
肌寒い気温でしたが、舟っこが近づくと水をかけて炎の調整が必要なのは
外気温・水温に関わらずのようです。
8月に入ってからは夏らしいと感じないまま、この舟っこ流しで気持ちの上では夏の終わりとなります。
最後に流れゆく灯籠を見ながら、なぜか私の頭の中には遠野ブルースのメロディーが・・・
遠野乙女のブルースに 愛の星座が燃ゆる頃 ああ行こうか戻ろか並木道
遠い夜汽車の 遠い夜汽車の汽笛が鳴る
(遠野ブルースと検索するとYou Tubeで聞くことができます)